「「死の相のもとに」人生をみるとき,どれほど多くのものがその重要性を失うことであろうか。どんなことが新しい意味をおびてくるのであろうか。」(『生きがいについて 神谷美恵子コレクション』,みすず書房)」
◯人間の命は儚(はかな)いものです。人生は短く,たった一度きりです。限りある大切な時間は,生きる喜びに満ちた幸せな人生を,有益で充実した人生を送るためにこそ使うべきであり,他者と競い合って財産や地位や権力や名声など(手に入れたところで心が満たされることはなく,心を満たすためにますます執着せざるを得なくなってしまいがちなもの)を手に入れるために虚(むな)しく浪費すべきではないと思います。人間が生きていく上において本当に大切なものは何なのか,それをしっかり見定めた上で,人生に悔いが残らないように生きていきたいものです(人生を大いに楽しみたいものです)。(2020年6月14日)(1)(2)(3)(4)(6)(8)(10)(11)(14)(20)関連