「社会的にどんなに立派にやっているひとでも,自己に対してあわせる顔のないひとは次第に自己と対面することを避けるようになる。・・・ひとりで静かにしていることも耐えられなくなる。たとえ心の深いところでうめき声がしても,それに耳をかすのは苦しいから,生活をますます忙しくして,これをきかぬふりをするようになる。」(『生きがいについて 神谷美恵子コレクション』,みすず書房)
◯自分自身に嘘(うそ)をつかないこと。自分自身に嘘(うそ)をつけば,そのことに耐えられず,自分自身をどんどん窮地に追い詰めてしまうことになる。(2019年7月11日)