「あたえられていない事柄に不満を持つのではなく,あたえられているものに感謝するのが,幸せをつかむ唯一の方法であると思う。」(「苦しみの極みの歓喜」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),柳澤桂子,文藝春秋)
◯自分に与えられていないものを言い出せば切りがなく,自分に与えられていないものを数え上げている限り,いつまでたっても満ち足りることはできず,不平不満ばかりが募ってしまいます。常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を歩みたいのであれば,自分に与えられているものにこそ目を向け,その豊かさに気づくとともに感謝する気持ちをけっして忘れない,ということが欠かせないのではないでしょうか。(2020年6月15日)(1)(2)(4)(6)関連