実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1392】

「あたえられた情報や知識を鵜呑(うの)みにするのではなく,みずからの理性を使って真理を探究する,主体的な努力を取り戻すことが必要なのです。」(『もういちど読む山川倫理 PLUS 人生の風景編』,小寺聡編,山川出版社

 

 

○学んで得られた知識は,実生活に取り入れられ,日々の生活に役立てられてこそ意味があります。そして,そのためには,知識を単に頭に詰め込むだけでなく,自分の頭でしっかり考えて咀嚼(そしゃく)・消化し,知識を「生活の知恵」としてしっかり血肉化するという作業がどうしても欠かせません。また,与えられた情報を鵜呑(うの)みにするだけでは,デマに踊らされるなどして取り返しのつかない失敗や過ちを犯してしまうことにもなりかねません。学んで得られた知識を実生活において十分に生かせるようになるためにも,デマ情報(例えば,他者と競い合って財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれない,生き残れないなどといった)に踊らされないようにするためにも,自分の身体の声や心(魂)の声にも耳を傾けつつ自分の頭でしっかり考え,判断し,自分の責任において主体的に行動する習慣を是非とも身に付けたいものです。(10)(12)関連