実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1327】

「「世界の海援隊(でもやりましょうわい)」という(坂本龍馬の)言葉の中には,貿易というものが本来持っている共存共栄の機能をもっと活かし,ちょうど日本人同士が国内で争うことをやめさせたいと考えたように,人間同士が植民地獲得競争などで争うのをやめさせようとする,高邁な理想があったかもしれない。」(『英傑の日本史 坂本龍馬編』,井沢元彦KADOKAWA

 

 

○人間は,独り(孤立無援の状態)では生きていられません。私たちは,数知れぬ他者(さらに言えば,他国,さらに言えば,大自然)の直接的又は間接的な支えや助けがあればこそ生きていられるのです。実際,生存に欠かせない衣・食・住のどれ一つを取っても,完全に自給自足できている人間などいないはずです。この現実を正しく認識するなら,他者を競争相手(敵)と見なして足を引っ張り合ったり,パイを奪い合ったりするような「弱肉強食」的な生き方ではなく,他者を協力相手(味方・仲間)と見なして仲良く助け合ったり,生きる喜びや幸せを分かち合ったりするような「共存共栄」的な生き方こそが,人間にとって自然で真っ当な生き方であるということが分かるはずです。他者と競い合って社会的(世俗的)な成功を収め,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれない,あるいは,生き残れないなどといったデマを鵜呑(うの)みにしたり,そのようなデマに踊らされたりしないようにしたいものです。「生存競争」・「適者生存」などといった偏った考えに,くれぐれも毒されないようにしたいものです。(1)(10)(11)(19)(20)関連