実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1215】

「人類は連帯して存在しており,それぞれの国家の価値は,人類の中でその役割を果たし,人類全体の繁栄に奉仕するところにある。内村(鑑三)は日本が正義を貫き,世界の平和と繁栄のために貢献する国家になることを願った。」(『もういちど読む 山川倫理』,小寺聡編,山川出版社

 

 

○私たちは,他者と支え合い,助け合ってこそ生きていられるわけですが(実際,生存に欠かせない衣・食・住のどれ一つを取っても,完全の自給自足できている人などいないのではないでしょうか。),国家(人類)レベルにおいても同じことが言えます。国家は,他の国家と支え合い,助け合ってこそ存続できるわけですから,他国を競争相手(敵)と見なして足を引っ張り合ったり,パイを奪い合ったりするような在り方ではなく,他国を協力相手(味方・仲間)として見なして仲良く助け合ったり,世界の調和や秩序の維持に貢献するような在り方こそが,国家の正しい在り方と言えるのではないでしょうか。個人レベルにおいても,他者を競争相手と見なして足を引っ張り合ったり,パイを奪い合ったりするような生き方ではなく,他者を協力相手として見なして仲良く助け合ったり,生きる喜びや幸せを分かち合ったりするような在り方をこそ,目指したいものです。(4)(6)(11)(21)関連