たとえどのような逆境(恵まれない境遇)にあったとしても,自分は幸せであると心の底から思えるなら(自分は幸せであると心の底から思えないなら),他者の目にどのように映ろうとも,その人は確かに幸せなのですから(その人は確かに幸せではないのですから),人間の幸不幸を最終的に決めるのは,境遇(過去の経験や遺伝や環境など)ではなく,物事の受け止め方や心の持ち方(心構えや心がけ)ということになるのではないでしょうか。そして,人間の幸不幸が物事の受け止め方や心の持ち方によって決まるのであれば,私たちは誰もが,物事の受け止め方や自分の心の持ち方次第で幸せになり,幸せであり続けることができるわけですから,私たちには生まれ付き幸せであるための条件がすべて備わっているということになるのではないでしょうか。