実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1214】

「人間の努力は人間の幸福に向かっていなければならないのです。」(『一汁一菜でよいという提案』,土井善晴,新潮社)

 

 

○私たちは,幸せになり,幸せであり続けることにこそ,最大限の関心を払い,最大限の力を注ぐべきなのではないでしょうか。たとえどれだけ長生きできたとしても,苦しくてつらいだけの人生では,生きている甲斐(かい)がありませんし,せっかくこの世の中に生まれてきた甲斐がありません。人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスはたった一度きりなのですから,是非とも生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。他者と競い合って社会的(世俗的)な成功を収め,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないと勘違いしている人もいますが,それらを手に入れたからといって幸せな人生が約束されるわけではありません。むしろ,財産や地位や権力や名声などに執着すればするほど,不平不満,妬みそねみ,恨みつらみ,失意失望,自暴自棄といった心理状態に自分を追い込んでしまう危険性は高まり,幸せからはかえって遠ざかってしまうのが普通です。財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないなどといったデマに惑わされることなく,幸せとは何かということを正しく見極めた上で(この正しく見極める作業を疎(おろそ)かにし,幸せとは何かということを見誤れば,すべての努力が徒労に終わってしまう危険性があります。),幸せになり,幸せであり続けるための努力を決して怠らないようにしたいものです。(前書き)(1)(2)(9)(10)(14)関連