実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1366】

「(孟子の)政治の目的を民衆の福祉におき,その正当性を民衆の支持に求める王道の発想には,時代によって変わることのない政治の「王道」があるように思います。」(『もういちど読む山川倫理 PLUS 人生の風景編』,小寺聡編,山川出版社

 

 

○政治の目的は(政治家がやるべきことは),国民全員の衣食住を確実に保障しつつ(そのことを通じて将来に対する不安を解消させつつ),国民全員が実り多い幸せな人生を送れるように最大限のサポートをすることなのではないでしょうか。しかし,政治家がそのような政策を実現するためには,そもそも国民が,自分が贅沢(ぜいたく)な暮らしをすることより国民全員の衣食住を確保することを強く望んでいるということが前提になりますし,国民一人一人が,実り多い幸せな人生とは何かということを正しく認識した上で(他者と競い合って財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ実り多い幸せな人生を送ることはできないなどといったデマに惑わされることなく),真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送ることを強く望み,実際に努力(試行錯誤)しているということが前提になります。政治家を非難することは簡単ですが,そのような政治家を選んだのは私たち自身です。政治家を非難するということは,そのような政治家を選んだ私たち自身を非難するということに他なりません。政治をより善いものに変えたいと願うのであれば,まずは私たち自身が変わる必要があるのではないでしょうか。(2)(15)(20)(21)関連