実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1364】

「私たちはこの世で人として十分に生き切るために,つねに人の道とは何かを考えていきます。」,「道徳は生きている人間の内側から湧き起こる気持ちにもとづいて,人たるに値する生き方を問う,人間による,人間のための教えです。」(『もういちど読む山川倫理 PLUS 人生の風景編』,小寺聡編,山川出版社

 

 

○私たちは,いかに生きるべきなのでしょうか。幸せであることを大前提として,自分を人間的に成長(成熟)・向上させ続けながら,他者と仲良く助け合い,生きる喜びや幸せを分かち合って生きるべきである,というのが私のは考えです。そもそも,たった一度きりの人生が幸せなものでなかったら意味がありませんし,自分を人間的に成長・向上させ続けることによって自分の可能性を十分に花開かせるとともに多少なりとも他者や社会の役に立ちたい,持ちつ持たれつの相互依存関係にある他者と仲良く助け合ったり,生きる喜びや幸せを分かち合ったりしながら生きたい,と望むことは,人間にとって自然なことであり,社会人として真っ当なことであると思うからです。他者との勝負や他者からの評価に気を散らして自分が信じる目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続けること(自分を人間的に成長・向上させ続けること)を後回しにするような生き方や,他者を単なる競争相手(敵)と見なして(他者に対する感謝の気持ちを忘れて)足を引っ張り合ったり,パイを奪い合ったりするような生き方だけは,是非とも避けたいものです。(前書き)(4)(6)(10)(11)(13)(14)(17)(20)(後書き)関連