実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 985】

「独りで行くほうがよい。孤独(ひとり)で歩め。悪いことをするな。求めるところは少なくあれ。ーーー林の中にいる象のように。」(『ブッダの真理のことば・感興のことば』,中村元岩波書店

 

○私たちは,他者の支えや助けがなければ生きていられないのですから,他者に対する感謝の気持ちを忘れてはいけませんし,他者に対する手助けは積極的に行うべきであると思いますが,他者からの評価ばかりを気にして(他者から評価されることだけを求めて),自分が本当にやりたいと思える好きなことを諦めてしまったり,自分の信念を捻(ね)じ曲げてしまったりしたのでは,せっかくこの世の中に生まれてきた甲斐(かい)がありません。たった一度きりの人生に大きな悔いを残さないようにするためにも,他者からの評価など余り気にせず(そのことによって失う物も少なくないでしょうが。),自分が好きなことに打ち込むこと(自分が信じる自分なりの目標や理想に向かって自分が進むべき道を前進し続けること)や,自分の信念を貫き通すこと(自分が本当に納得することのできる,自分に恥じることのない生き方を貫き通すこと)などにこそ,気持ちを集中し,限りある大切な時間やエネルギーを使いたいものです。(14)関連