実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 885】

「高慢は没落に先立つ。(旧約聖書・「箴言」)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○人間は,総じて自惚(うぬぼ)れやすい生き物ですが,慢心し,自分が無知であり,未熟であるという自覚を失えば,謙虚に学び,努力する姿勢や素直に反省する態度などを失い,そこで人間的な成長(成熟)・向上は止まってしまいます。そして,独善に陥るとともに,あとは退歩・退行し,堕落するだけになってしまいます。自分を人間的に成長・向上させ続けることによって,自分の可能性を十分に花開かせ,実を結ばせるとともに,他者や社会の役にも立ち,思い残すことのない充実した有益な人生を送りたいと望むのであれば,何としてでも謙虚さ(自分が無知であり,未熟であるという自覚)を保ち続ける必要があるのではないでしょうか。自惚れやすさを完全に克服することは難しいかもしれませんが,自惚れやすさに足をすくわれないようにするためにも,少なくとも,人間は自惚れやすい生き物であるという自覚(認識)だけは,常に持っていたいものです。(11)(12)関連