実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 884】

「黄金も栄光もわれらを幸せにしない。(ラ・フォンテーヌ)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○私たちは,財産や地位や権力や名声などを手に入れれば幸せになれると勘違いしがちですが,それらを手に入れることのできる人間は極少数に限られていますし,たとえそれらを手に入れることができたとしても,そのことによって味わえる幸せなど,すぐに色褪(いろあ)せてしまうような,非常に底の浅い幸せなのではないでしょうか。真に幸せな人生を送りたいと望むのであれば,私たちは,財産や地位や権力や名声などに対する執着を捨て,普通のつましい生活に幸せを感じらるようになることをこそ,目指すべきなのではないでしょうか。財産などに対する執着によって心の目を曇らせることなく,幸せに対する感度を磨き続けることができるなら,私たちはきっと,普通のつましい生活にさえ,決して色褪せることのない生きる喜びや幸せを無限に見いだせるようになるはずです。そして,日常生活におけるささやかな満足にさえ生きる喜びや幸せを感じられるようになるなら,私たちはきっと,たとえどのような逆境にあろうとも,たとえどのような不運に見舞われようとも,幸せであり続けることが可能になるはずです。(1)(4)(6)(7)(8)(10)関連