実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 471】

「われわれは誰しも,客観的な世界に住んでいるのではなく,自らが意味づけした主観的な世界に住んでいる。われわれが問題としなければならないのは,「世界がどうであるか」ではなく,「世界をどう見ているか」なのだ。」(『幸せになる勇気』,岸見一郎・古賀史健,ダイヤモンド社

 

○同じような境遇にあっても,その境遇に満足し,笑顔で暮らしている人もいれば,その境遇に満足せず,むしろ,その境遇を不満とし,しかめっ面で暮らしている人もいます。要するに,人間の幸不幸は,境遇によって決まるのではなく,心の持ち方,すなわち,その境遇をどのように受け止めるのか,どのような心構えや心がけで自分の人生を生きていこうと思っているのかによって決まる,ということなのではないでしょうか。そもそも境遇を自分の思い通りに変えることなど誰にもできないのですから,自分の境遇に不平不満を募らせたり,自分の境遇を嘆き悲しんだりしている暇があるなら,自分の心の持ち方を改め,たとえどのような逆境にあろうとも,人生を否定することなく,常に満ち足りた気持ちでいられるようになることにこそ,限りある大切な時間やエネルギーを使いたいものです。(2021年6月26日)(7)関連