実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 259】

「自殺未遂者の大多数(80%)はあとで「死ななくてよかった」といい,大部分(75%)がその理由として「心がまえが変った」とのべた調べがある。」(『生きがいについて 神谷美恵子コレクション』,みすず書房)」

 

○同じような境遇にありながら,常に満ち足りた気持ちで機嫌よく暮らしている人もいれば,常に不満を抱えながら不機嫌な様子で暮らしている人もいるように,人間が幸せであるか否かは,煎じ詰めれば物事の受け止め方次第,心の持ち方(心構えや心がけ)次第ということになるなのではないでしょうか。したがって,どのような逆境にあろうとも,心の持ち方次第で,すなわち,自分の意志や努力次第で幸せであることは可能なのですから,決して人生に絶望してしまってはいけないのだと思います。人生はままならないものですが,心の持ち方次第では,その人生に無限とも言える生きる喜びや幸せを見いだすことも可能です。自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝し続ける習慣を身に付けることによって,人生を肯定し,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになりたいものです。(2020年11月4日)(前書き)(7)(9)関連