実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1444】

「幸せを見つけるために特別な瞬間を追い求める必要はない。なぜなら感謝の心を持ちさえすれば,幸せはすぐそこにあるからだ。(ブレネ・ブラウン)」(『感謝の習慣』,スコット・アラン,弓場隆訳,ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

 

○感謝することと幸せであることは,切っても切れない密接な関係にあります。実際,何かに対して感謝している時には私たちの心は幸せな気持ちでいっぱいになりますし,幸せな時には私たちの心は感謝する気持ちでいっぱいになります。したがって,常に幸せでありたいと望むのであれば,常に何かに対して感謝していればいいということになります。例えば,自分が今ここでこうして生きていられることに対する感謝の気持ちを忘れさえしなければ,私たちはきっと,生きている限りは幸せであり続けることが可能なはずです。他者と競い合って社会的(世俗的)な成功を収め,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せになれないなどと勘違いしている人もいますが,そんなものを手に入れなくても,感謝する気持ちを思い起こすことさえできれば私たちはいつでも幸せになれますし,感謝する気持ちを忘れさえしなければ私たちはいつまでも幸せであり続けることができます。むしろ,社会的な成功に執着すればするほど幸せからは遠ざかってしまうのが普通です(社会的な成功を収めることができるのは特別な才能や幸運に恵まれたほんの一握りの人間だけですので,社会的な成功に執着すればするほど不平不満ばかりが募り,感謝する気持ちを忘れてしまいますので。)。幸せな人生を送りたいと本気で望むのであれば,社会的な成功を収めることにではなく,感謝する気持ちを思い起こしたり,感謝する気持ちを忘れないようにしたりすることにこそ,関心を払い,力を注ぐべきであると思います。(1)(2)(4)(6)(7)(10)関連