実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1439】

「幸せは身分や所有物とは関係がない。それは考え方次第だ。だから私たちは毎日,感謝すべきことを思い浮かべる必要がある。(デール・カーネギー)」(『感謝の習慣』,スコット・アラン,弓場隆訳,ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

 

○同じような境遇にありながら,その境遇に満足し,感謝する気持ちを忘れることなく,常に満ち足りた気持ちで機嫌よく笑顔で暮らしている人もいれば,その境遇に満足できず,感謝する気持ちを忘れ,常に不満を抱えたまま不機嫌にしかめっ面で暮らしている人もいます。要するに,人間の幸不幸は,境遇によって決まるのではなく,物事の捉え方や心の持ち方によって決まるということです。何事にも一長一短がありますので,物事を否定的に捉えようと思えばいくらでも否定的に捉えることができますが,同じように,肯定的に捉えようと思えばいくらでも肯定的に捉えることができます。また,自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思うことなく,その有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるなら,私たちは生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるのではないでしょうか。そして,生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるなら,たとえどのような境遇にあってとしても,私たちは生きている限りは幸せであり続けることが可能になるのではないでしょうか。幸せな人生を送れるようになるためにも,恵まれた境遇を手に入れることにではなく,どのような境遇にあっても幸せであり続けられるように自分の物事の捉え方や心の持ち方を変えることにこそ,関心を払い,力を注ぎたいものです。(2)(4)(6)(7)(9)関連