実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1430】

「感謝の気持ちは心の豊かさのあらわれで,不平不満は心の貧しさのあらわれです。(ドリス・デイ)」(『感謝の習慣』,スコット・アラン,弓場隆訳,ディスカヴァー・トゥエンティワン

 

 

○同じような境遇にありながら,その境遇に満足し,感謝する気持ちを忘れることなく,常に満ち足りた気持ちで機嫌よく笑顔で暮らしている人もいれば,その境遇に満足できず,感謝する気持ちを忘れ,常に不満を抱えたまま不機嫌にしかめっ面で暮らしている人もいます。要するに,人間の幸不幸は境遇によって決まるのではなく,本人の物事の捉え方や心の持ち方によって決まるということです。不満の種を数え上げようと思えばいくらでも数え上げることができますが,同様に,満足の種(感謝の種)だって数え上げようと思えばいくらだって数え上げることができるのが人生というものです(誰の人生であっても例外はありません。)。どのような境遇にあっても常に満ち足りた気持ちで心豊かに幸せな人生を送りたいと望むのであれば(常に不満を抱えたまま心貧しく不幸な人生を送るのではなく),人生の否定的な側面ではなく人生の肯定的な側面にこそ意識的かつ積極的に目を向け,不満の種ではなく満足の種をこそ意識的かつ積極的に数え上げる習慣(自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣)を身に付ける必要があるのではないでしょうか。(2)(5)(7)(9)関連