実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1437】

「幸福であることを強く望んで,それに身を入れなければならない。ただ幸福の来るにまかせて,戸を開け放しておくだけで,傍観者の態度に留まっているならば,入って来るのは,悲しみだけである。(アラン『幸福論』)」(『心をささえる一言』,河盛好蔵青春出版社

 

 

○幸せな人生を送れるか否かは,本人次第です。本人が強く望み,自分の心の持ち方を変えることさえできれば,幸せな人生を送ることは誰にでも可能です。境遇や運命など,ほとんど何の関係もありません。実際,自分の心の持ち方を変え,「生きてるだけで丸儲(まるもう)け」(さんま)と心の底から思えるようになるなら,たとえどのような逆境(恵まれない境遇)にあったとしても,たとえどのような不運に見舞われたとしても,生きている限りは幸せになり,幸せであり続けることが可能になるはずです。他方,自分の心の持ち方を変えるための努力を怠り,順境(恵まれた境遇)や幸運が手に入るのを待っているだけでは,幸せな人生を送ることは難しいのではないでしょうか。なぜなら,境遇や運命を自分の思い通りにすることなど絶対にできませんし,たとえ幸運に恵まれ,順境を手に入れることができたとしても,自分の心の持ち方が変わらない限り,人生が大きく変わるなどということはあり得ないからです(実際,逆境にありながら,そのような境遇にさえ満足し,感謝する気持ちを忘れることなく,常に満ち足りた気持ちで機嫌よく笑顔で暮らしている人もいる一方で,順境にありながら,そのような境遇にさえ満足することができず,感謝する気持ちを忘れ,常に不満を抱えたまま不機嫌にしかめっ面で暮らしている人もいます。)。幸せな人生を送りたいと本気で望むのであれば,順境や幸運を手に入れることにではなく,どのような状況にあっても幸せであり続けられるように自分の心の持ち方を変えることにこそ,関心を払い,力を注ぐべきなのではないでしょうか。(前書き)(1)(7)(9)(15)関連