実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1417】

「薔薇はなぜという理由なしに咲いている。薔薇はただ咲くべく咲いている。薔薇は自分自身を気にしない,ひとが見ているかどうかも問題にしない。」(『シレジウス瞑想詩集』,植田重雄・加藤智見訳,岩波書店

 

 

○なぜ生きるのか? 生きることに理由などありません。死が訪れる瞬間まで,ただ生きればいいのだと思います。私たちがこの世の中で生きることができるチャンスはたった一度きりなのですから,そのチャンスを無駄にすることなく,人生を大いに楽しみながら十分に生き切ればいいのだと思います。他者との勝ち負けや他者からの評価など余り気にせず,自分が本当にやりたいと思える好きなことに打ち込み,あるいは,自分が本当に信じることができる自分なりの目標や理想に向かって自分が進むべき道を自分の歩幅で一歩ずつ前進し続けるなどして,自分の可能性を十分に花開かせること(願わくは,そのことを通じて多少なりとの他者や社会の役に立つこと)だけに気持ちを集中し,全力を注げばいいのだと思います。くれぐれも,限りある大切な時間やエネルギーを詰まらないこと(例えば,他者との勝負に勝つことや他者からの評価を得ることなど)に無駄遣いし,たった一度きりの人生に大きな悔いを残さないようにしたいものです。(11)(13)(14)関連