実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1323】

「瞑想とは,「今,ここ」に注意や意識を向けることであり,それはまさに野生の人々が自然環境で生き延びるために必要なことなのだ。」(『GO WILD』,ジョン J. レイティ他,野中香方子訳,NHK出版)

 

 

○幸せとは,自分が今ここでこうして生きていられることに幸せを感じられるということです。それ以外にありません。したがって,過去(記憶)や未来(想像)に心を奪われ,あるいは,他者との勝ち負けや他者からの評価などに気を散らし,心ここに在らずという状態で生きていたのでは,いつまでたっても幸せな人生を送ることはできません。幸せな人生を送りたいと望むのであれば,まずは「今,ここ」に気持ちを集中する訓練を積み,習慣を身に付けた上で,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに深く思いを致し,心から感謝できるようになる必要があるのではないでしょうか。自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに心から感謝できるようになり(改めて言までもなく,人体の免疫機能一つを取ってもわかるように生きているということは一つの奇跡であり,心から感謝すべき有り難いことです。),生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになるなら,私たちはきっと,たとえどのような逆境にあったとしても,たとえどのような不運に見舞われたとしても,幸せな人生を送り続けることが可能になるはずです。(1)(2)(4)(6)(7)(8)関連