実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1277】

「逆境が人間を鍛えるということは,だれもがそう思っているにちがいいありません。しかし,逆境でどう考えるか,どのように生まれかわるか,が問題なのです。」(『ことばへの旅(上)』,森本哲郎PHP研究所

 

 

○同じような境遇にありながら,その境遇に満足し,感謝する気持ちを忘れることなく,常に満ち足りた気持ちで機嫌よく笑顔で暮らしている人もいれば,その境遇に満足できず,感謝する気持ちを忘れ,常に不満を抱えたまま不機嫌にしかめっ面で暮らしている人もいます。このように,人間の幸不幸は,境遇によって決まるのではなく,その境遇をどのように受け止めるのか,その境遇をどのような心持ちで生きていくのかによって決まります。たとえどのような順境(恵まれた境遇)にあったとしても,幸せな人生を送れるとは限りませんし,たとえどのような逆境(恵まれない境遇)にあったとしても,不幸な人生を送るとは限りません。常に満ち足りた気持ちで幸せな人生を送りたいと望むのであれば,恵まれた境遇を手に入れることにではなく,どのような境遇にあっても(たとえどのような逆境にあったとしても),その境遇に満足し,心から感謝できるように自分の心の持ち方を変えることにこそ,関心を払い,力を注ぐべきなのではないでしょうか。くれぐれも,恵まれない境遇を呪ったり,嘆き悲しんだりすることなどで限りある大切な時間やエネルギーを無駄遣いしないようにしたいものです。(前書き)(5)(7)(9)(15)関連