実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 526】

「人間は落ちるところまで落ちると,もはや他人の不幸を喜ぶ以外楽しみはなくなってしまう(ゲーテ)」(『水木さんの幸福論』,水木しげるKADOKAWA

 

○不平不満を募らせ,あるいは,失意失望の淵(ふち)に沈み,自分は不幸であると思い込んでいる人間は,他者の幸せを妬み,他者の不幸を喜びがちです。場合によっては,幸せそうに見える他者の足を引っ張り,そのような他者をも不幸な状況に巻き込もうとさえしてしまいがちです。しかし,そのような人生,そのような生き方に,いったいどのような意味があるのでしょうか。人生は,すなわち,この世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,自分の幸せのみならず,他者の幸せをも願い,喜び(他者の不幸を悲しみ),自分の幸せを他者と分かち合うような人生を送りたいものです。そのような人生を送るためにも,私たちは,まずは自分自身が幸せである必要があります。幸せとは何かということを真剣に考え,正しく見極めた上で,自分が幸せであることをこそ人生の最優先課題とし,自分が幸せであることにこそ最大限の関心を払い,最大限の力を注ぎたいものです。(2)(3)(10)(16)関連