実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 507】

「じっさい,貧困はなんら悪いものではありません。そんなことは,すべてを破壊する強欲と贅沢によって,狂ってしまった人でもないかぎり,だれにでもわかることです。人間が自分を維持するために必要なものは,じつにわずかです。」(『人生の短さについて他2篇』,セネカ,中澤務訳,光文社)

 

○経済的な豊かさと心の豊かさは(経済的な貧しさと心の貧しさは),まったく別のことです。経済的に豊かだからといって,心豊かで幸せな人生を送れるとは限りません。むしろ,経済的な豊かさに執着すればするほど,自分の人生に満足することは難しくなり,不平不満ばかりを募らせるがままに,心の豊かさを失い,自分は不幸であるなどと思い込むようになってしまうのが落ちです。それなのになぜ,私たちは,経済的な豊かさを切望し,経済的な貧しさを忌み嫌うのでしょうか。経済的に豊かでなければ幸せにはなれないなどと教え込まれ,それを鵜呑(うの)みにしてしまっているのではないでしょうか。そのような迷信から目を覚まし,経済的な豊かさに対する執着から解放されることによって,自分の人生に満足できるようになり,心豊かで幸せな人生を送れるようになりたいものです。私たちは,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに気づき,心から感謝できるようにさえなるなら,たとえどれほど質素でつましい人生を送ろうとも,そこに無限とも言える生きる喜びや幸せを見いだせるようになるはずです。(2021年8月2日)(1)(4)(6)(10)(14)(20)関連