○自分の可能性を十分に花開かせるべく自分を人間的に成長(成熟)・向上させ続けるためには,自分が無知であることを自覚しての真摯に学ぶ姿勢が欠かせませんが,学んだ知識を頭に詰め込むだけでは人間的な成長・向上は望めません(たくさんの知識を頭に詰め込むことによって無知の自覚を失ってしまうとしたら,なおさら人間的な成長・向上は望めなくなってしまいます。)。人間的な成長・向上を本気で望むのであれば,学んだことを自分の頭で十分に考えて咀嚼(そしゃく)・消化し,生きる知恵として体得する(血肉化する)ということが欠かせません。人生の真理は,表面的な理解にとどまっていたのでは意味がなく,その深意を得心され,実践されてこそ(実生活に取り入れられ,日々の生活に役立てられてこそ)意味があります。「学びて思わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し」という言葉の意味を,しっかり噛(か)み締め,心に刻みたいものです。(2021年8月1日)(前書き)(12)関連