実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 376】

「人生はその人の考えの所産である。(マルクス・アウレリウス)」(『教養が滲み出る 極上の名言1300』,斎藤茂太監修,日本文芸社

 

○自分は幸せである(自分の人生は幸せな人生である)と考えるなら,その人は幸せなのであり,自分は不幸であると考えるなら,その人は不幸なのだと思います。同じような人生を送りながらも,自分は幸せであると考える人もいれば,自分は不幸であると考える人もいるように,人間の幸不幸は要するに,本人の考え方次第(心の持ち方次第)なのではないでしょうか。もちろん,生まれ育った境遇や,現在身を置いている境遇の影響は決して小さくはありませんが,幸不幸を最終的に決めるのは本人の考え方なのであり,どのような考え方で生きるかを選択するのは,本人次第なのではないでしょうか(境遇で幸不幸が決まってしまうというのなら,それこそ救いがないということになってしまいます。)。他者を恨んだり,不運を嘆き悲しんだりしている暇があるのなら,自分は幸せであると考えられるように,自分の考え方を改めることにこそ大切な時間やエネルギーを注ぐべきであると思います。人生の主人公は自分なのですから,人生の主導権(自分の人生を自分の努力によって切り開いていく権利や,自分の人生をどのような考え方で生きるかを選択する権利など)だけは決して手放すべきではないと思います。(2021年3月14日)(前書き)(7)(9)(15)関連