実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 277】

「水を飲んで楽しむ者あり。錦の衣きて憂うる者あり。(中根東里)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)

 

○順境にありながら,その有り難さに気づくことなく,常に不満を抱えて暗い気持ちで不機嫌に暮らしている人もいれば,逆境にありながら,感謝する気持ちを忘れることなく,常に満ち足りた気持ちで明るく上機嫌に暮らしている人もいます。結局,人間の幸不幸というものは,自分が身を置く境遇によってではなく,物事の受け止め方次第,心の持ち方(心構えや心がけや幸せを感じ取る感度など)次第によってこそ決まるものなのではないでしょうか。自分の境遇に不平不満を募らせたり,自分の境遇を嘆き悲しんだりする暇があるなら,自分の心の持ち方を改めることにこそ,すなわち,どのような逆境にあろうとも,決してひねくれたり,へこたれたりすることなく,「生きてるだけで丸儲(まるもう)け」と感じられるように(生きていることそれ自体に生きる喜びや幸せを感じられるように)自分の心持ちを育て上げることにこそ大切な時間やネルギーを使いたいものです。(2020年11月22日)(前書き)(6)(7)(15)関連