実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 272】

「生命のあるかぎり希望はあるものだ。(セルバンテス)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)

 

○恵まれない境遇に生まれ育ち,現在も恵まれない境遇に身を置くなどして,世の中を過度に否定的に捉えるようになってしまった挙げ句,自分は不幸であると思い込むようになり,そのような状態から抜け出せなくなってしまっている人たちがいます。しかし,生きているということは,本来はただ生きているというだけで奇跡的に有り難いことなのであり,そのことに気づくことされできれば,誰で幸せになれる(誰でも生きていることそれ自体に幸せを感じられるようになる)のではないでしょうか。私たちには生まれ付き幸せであるための条件がすべて備わっているのであり,幸せであることこそが人間のデフォルトなのですから,決して人生に絶望してしまってはいけないのだと思います。どのような境遇にあろうとも,どのような困難や苦労に見舞われようとも,生きている限りは人生に対する希望を見失うことなく,自分がこの世の中に生まれてこれたことを,自分が今ここでこうして生きていられることを心から感謝できるようになるための努力を投げ出さないようにしたいものです。(2020年11月17日)(1)(5)(9)(14)関連