実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言等 245】

老子は人間の欲望を際限なきまでに放置することは,人間に真の幸福をもたらさないばかりか,かえって人間を惨めにし,人間の社会に混乱と無秩序と破滅をもたらすと考える。・・・すなわち,無欲であるか寡欲であることが人間を幸福にし社会の平和を実現する根本の原理である,と老子は考えるのである。」(『老子』,福永光司朝日新聞社

 

○人間の欲望には際限がなく,放置すればどこまでも肥大化してしまいます。そして,欲望が肥大化すればするほど,それを満たすことは難しくなり,不平不満ばかりを募らせる結果になってしまいます。当然のことながら,そのような人たちが増えれば増えるほど,世の中はとげとげしく不寛容で暮らしにくい(生きづらい)場所になっていきます。穏やかで寛容で暮らしやすい(それほど生きづらさが感じられない)世の中を実現しつつ,常に満ち足りた気持ちで人生を送りたいと願うのであれば,自分の欲望の肥大化に意識的にブレーキを掛ける必要があるのではないでしょうか。無欲,あるいは,小欲であることを心がけ,可能な限り無い物ねだりすることなく,自分が持っている物(自分に与えられている物)だけで満足できるようになる必要があるのではないでしょうか。そのためにも,まずは自分が持っている物の豊かさ(物質的な豊かさのみならず,私たちの生命を維持するために備わっている驚異的な生体メカニズムや,私たちの人生を成り立たせてくれている数知れぬ他者による直接的・間接的な支援・協力なども含め)に気づけるようになりたいものです。(2020年10月21日)(3)(4)(6)関連