実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は短く,しかも,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。  私たちの土台を築いているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくはありません。しかし,それらによってすべてが決定されてしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。私たちには自由意志というものがあるのであり,過去を変えることはできませんが,現在や未来は自分の意志によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志さえあるなら,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!                                                   *なお,このブログの内容のほとんどは,電子書籍(Kindle版『実り多い幸せな人生を送るために』)の形で御覧になることもできます。

【実り多い幸せな人生に関する名言 81】

「欲(よく)に離れてにぎやかな家(『武玉川』の句)」(「その場その場の絵」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),田辺聖子文藝春秋

 

◯欲の無い(少ない)家庭では,たとえ経済的には貧しくても家族が仲良く満ち足りた気持ちで楽しそうに生活しているイメージがあります。他方,強欲な家庭では,たとえ経済的には豊かであったとしても家族がそれぞれ勝手に満ち足りない気持ちを抱えながらつまらなそうに生活しているイメージがあります。これらはただのイメージですが,欲張れば欲張るほど,その人間は欲望を満たすことが困難になり,常に不平不満を抱えながら,他者に対しても不機嫌な態度で接するようになってしまう,というのはありがちな話です。常に満ちたりた気持ちで機嫌よく生活することを願うのであれば,強い意志を持って無欲・小欲に近い生き方を心がける必要があるのではないでしょうか。(2020年5月10日)