実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 196】

「犬や猫でも,いったん美味しい物を与えてしまうと,もうそれまでの物を食べなくなるという。」(「幸福とのお付き合い」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),赤瀬川原平文藝春秋

 

◯人間はどのような恵まれた状況にもすぐに慣れてしまい,それを当たり前と思い,感謝する気持ちを忘れてしまいがちです。そして,より恵まれた状況を常に夢見ては,現状に対する不平不満を募らせるばかりで,いま自分の目の前にある幸せに気づくことさえ難しくなってしまいがちです。しかし,生きる喜びに満ちた幸せな人生を送るためには,いま自分の目の前にある幸せに気づけるということこそが何よりも重要です。不平不満によって心の目を曇らせないためにも,自分が今ここでこうして生きていられることを当たり前と思うことなく,その有り難さに常に思いを致し,感謝する気持ちを忘れないようにしたいものです。(2020年9月2日)(4)(6)(7)関連