実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 76】

「収入が減れば質素な生活をする。左遷されれば,閑職でのんびりやればいい。」(「奴隷の幸福・自由人の幸福」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),ひろさちや文藝春秋

 

◯人生はままならないものです。けっして自分の思い通りにはなりません。その事実を正しく認識しさえすれば,人生が自分の思い通りにならないからといって不平不満を募らせたり,自分は不幸であると思い込んでしまったりすることはないのではないでしょうか。人生を自分の思い通りにしようとするのではなく,どのような状況に置かれても幸せを感じられるようになることこそが大切なのであり,そのためには,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さを常に思い出し,感謝し続けるとともに,少しのもので満足する(小欲知足の)生き方を自分の自由意志で積極的に取り入れることなどを通じて,幸せを感じ取る感度を絶えず磨き続ける必要があるのではないでしょうか。(2020年5月5日)