実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 130】

「幸せを感謝する気持がないと,人は不幸になる」(「幸福の自覚」(『文藝春秋 新幸福論 本当の幸せとは?』所収),平岩弓枝文藝春秋

 

◯私たちは,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さを常に思い出し,感謝する気持ちを忘れないからこそ,いま自分の目の前にある幸せに気づくことができ,ひいては,生きていることそれ自体に幸せを感じることができるのだと思います。他方,そのような感謝の気持ちを忘れてしまえば,現状では飽き足らず,より多くを求めるようになり,結局は,不平不満ばかりを募らせては心の目を曇らせ,いま自分の目の前にある幸せに気づくことさえ難しくなってしまいがちです。生きる喜びに満ちた幸せな人生を送りたいのであれば,感謝の気持ちをけっして忘れることがないよう,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さを常に思い出し続ける習慣を身に付ける必要があるのではないでしょうか。(2020年6月28日)(4)(5)(6)(7)(9)(20)関連