実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 47】

「お山の大将になったらダメ。山のてっぺんに登ってしまうと,それより上には行けないわけです。まだまだ上があると思っているほうが絶対いい。そうすれば,もっと上に行けます。(成瀬)」(『身体で考える。』,内田樹・成瀬雅春,マキノ出版

 

◯自惚(うぬぼ)れて慢心すれば,謙虚に学び,努力する姿勢を失い,そこで成長(成熟)・向上はストップしてしまいます。人間が生きていくためには,特に若い人が自信を持って前向きに生きていくためには,多少の自惚れは必要なのかもしれませんが,成長・向上し続けることによって自分の可能性を十分に花開かせたいと願うのであれば,何歳になろうとも,自分が無知であり,未熟であることの自覚だけはけっして失わないようにする必要があるのではないでしょうか。(2020年4月6日)