実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言 46】

「大事なのは,同学年のなかでどれくらい偏差値が高いか,誰よりもスコアが高いかという問題ではなくて,自分自身の生得的なポテンシャルをどのくらい開花させたかという,自分自身の成長の問題なんです(内田)」(『身体で考える。』,内田樹・成瀬雅春,マキノ出版

 

◯幸せであるために,思い残すことのない充実した人生を送るために必要なことは,他者と競い合って勝つことではなく,自足できるようになること,自分が信じる理想に向かって前進し続けることによって自分の可能性を十分に花開かせることなのではないでしょうか。自足できていないからこそ,自分が信じる理想を見失っているからこそ自分と他者を比較したくなるのであり,足るを知り,自分が進べき道が明らかな人にとっては,自分と他者を比較することや,他者との勝負に勝つことなどどうでもいいことであるに違いありません。(2020年4月5日)