実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【幸せに関する名言 290】

「不自由を常と思えば不足なく 心に望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。(徳川家康)」(『座右の銘』,「座右の銘」研究会編,里文出版)

 

◯人生はままならないものであり,人生に困難は付き物である。その事実を事実として受け止めることができるならば,私たちは不平不満ばかりを募らせることはないのではないだろうか。また,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに対する感謝の気持ちを思い出し,欲望の肥大化を自制できるならば,私たちはどのような境遇に置かれていても自足し,生きる喜びに満ちた幸せな人生を送ることが可能なのではないだろうか。(2020年2月8日)