実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【幸せに関する名言 97】

「総じて,普通の人間性の特徴の中で,ねたみが最も不幸なものである。ねたみ深い人は,他人に災いを与えたいと思い,罰を受けずにそうできるときには必ずそうするだけでなく,ねたみによって,われとわが身をも不幸にしている。・・・人間の幸福を増やしたいと思う人はだれでも,賛美の念を増やし,ねたみを減らしたいと願わなければならない。」(『ラッセル 幸福論』,安藤貞雄訳,岩波書店

 

◯自分は不幸であると思い込んでいる人は,被害感を募らせるがままに他人を妬み,恨み,他人に害を与えがちであるが,他人を妬み,恨み,他人に害を与えることによって,その人はますます不幸になっていく。これが犯罪者や非行少年に見られる典型的な悪循環である。この悪循環から逃れるためには,自分は不幸であるとの思い込みから何とかして抜け出し,他人の幸せを願い,喜べるようになる必要がある。(2019年7月21日)

 

【幸せであるための方法】 - 幸せであるために