「私たちのすることは,私たちが当然考えているほど重要なものではない。成功も失敗も,結局,あまり大したことではない。大きな悲しみだって乗り越えることができる。これで一生涯,幸福に終止符を打つにちがいないと思われるような悩みごとも,時がたつにつれて薄らいで,ついには,その痛切さを思い出すことさえほとんどできなくなる。」(『ラッセル 幸福論』,安藤貞雄訳,岩波書店)
◯物事をあまり深刻・重大に考えないこと。物事を深刻・重大に考えすぎて,得をすることはほとんどない。実際,宇宙の歴史や広さに比べるならば,たいていのことはちっぽけなことである。(2019年6月30日)