実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1460】

「世の中の人は皆,幸福を求めているが,その幸福を必ず見つける方法が一つある。それは,自分の気の持ち方を工夫することだ。幸福は外的な条件によって得られるものではなく,自分の気の持ち方一つで,どうにでもなる。」,「人間は,心がけたとおりになるものである。」,「およそ,人は,幸福になろうとする決心の強さに応じて幸福になれるものだ(リンカーン)」(『人を動かす』,D・カーネギー, 山口 博訳,創元社

 

 

○たとえどのような逆境(恵まれない境遇)にあったとしても,自分は幸せであると心の底から思えるなら,他者の目にどのように映ろうともその人は確かに幸せなのです。逆に,たとえどのような順境(恵まれた境遇)にあったとしても,自分は幸せであると心の底から思えないなら,他者の目にどのように映ろうともその人は確かに幸せではないのです。要するに,人間の幸不幸は境遇(過去の経験や遺伝や環境など)によって決まるのではなく,心の持ち方(心構えや心掛けなど)によって決まるということです。実際,「生きてるだけで丸儲(まるもう)け」(さんま)と心の底から思えるなら,私たちはたとえどのような逆境にあったとしても,たとえどのような不運に見舞われたとしても,生きている限りは幸せであり続けられるのではないでしょうか。恵まれた境遇を手に入れることにではなく(あるいは,恵まれない境遇を呪ったり,嘆き悲しんだりすることにではなく),どのような境遇にあっても幸せであり続けられるように(生きていることそれ自体に幸せを感じられるように)自分の心の持ち方を変えることにこそ,限りある大切な時間やエネルギーを使いたいものです。(前書き)(1)(4)(6)(7)(9)(21)関連