実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1171】

「不運を「不幸」にまで煮詰めてしまうかどうかは,本人次第である。」(『ぼんぼん彩句』,宮部みゆきKADOKAWA

 

 

○たとえどのような逆境にあったとしても,たとえどのような不運に見舞われたとしても,自分は幸せであると心の底から思えるなら,その人は,他者の目にどのように映ろうとも確かに幸せなのです。逆に,たとえどのような順境にあったとしても,たとえどのような幸運に恵まれたとしても,自分は不幸であると思うなら,その人は,他者の目にどのように映ろうとも確かに不幸なのです。要するに,人間の幸不幸は,境遇や運命によって決まるのではなく,最終的には心の持ち方,すなわち,その境遇や運命をどのように受け止めるのか,その境遇や運命をどのような心構えや心がけで生きるのかによって決まるということです。自分は不幸であると思い込んでいる人間は,とかく自分が不幸であることの原因や責任を境遇や運命に求めがちですが,恵まれない境遇や不運をいくら呪ったところで,いくら嘆き悲しんだところで,不幸な状況から抜け出すことはできません。なぜなら,自分が不幸であることの主たる原因や責任は,境遇や運命にではなく,心の持ち方にこそあるからです。また,たとえ自分が不幸であることの原因や責任の一端が境遇や運命にあったとしても,境遇や運命を自分の思い通りに変えることなど絶対にできないからです。恵まれない境遇や不運を呪ったり,嘆き悲しんだりする暇があるなら,境遇や運命とは関係なく常に自分は幸せであると思っていられるように自分の心の持ち方を変えることにこそ,限りある大切な時間やエネルギーを使うべきなのではないでしょうか。(前書き)(4)(6)(7)(9)(15)関連