実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1365】

「動物は単独でいるよりも群れでいるほうがはるかに生き延びることができるのであり,このことはダーウィンも気づいていた,とアドラーは指摘している。」(『アドラー 人生を生き抜く心理学』,岸見一郎,NHK出版)

 

 

○私たちは独りでは生きていられません。私たちは,他者と支え合い,助け合ってこそ生きていられるのです。その意味で,私たちと他者は一体なのですから(私たちと他者は持ちつ持たれつの相互依存関係にあるのですから),他者を競争相手(敵)と見なして足を引っ張り合ったり,パイを奪い合ったりするような「弱肉強食(優勝劣敗)」的な生き方ではなく,他者を協力相手(味方・仲間)と見なして仲良く助け合ったり,生きる喜びや幸せを分かち合ったりするような「共存共栄」的な生き方こそが,人間にとって自然な生き方と言えるのではないでしょうか。前者の生き方は,あたかも同じ人間の右手と左手が(あるいは,右足と左足が,あるいは,右目と左目が,あるいは,上の歯と下の歯が)争っているような生き方であり,百害あって一利なしです。「生存競争」,「適者生存」などといった偏った考えに毒されることなく,仲良く手助けし合ながら生きていきたいものです。(11)(20)関連