実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1326】

「つねに自分がめざす理想にそって行動するのです。今,ここで理想の方向へと一歩を踏み出して行動する,そのような現実の人生の方向性をあたえる指針になってこそ,理想主義の本来の意義がある」,「理想は現実のなかで私たちのめざす方向を示す指針になり,今,ここから未来に向かって一歩をふみだす原動力になります。」,「みずからの魂に翼をつけて,理想の彼方へと高くはばたくとともに,現実にしっかりと足をつけて,今,なすべきことを地道にやり続ける,そのような先に理想がみえてくるのでしょう。心には理想の翼をつけ,足は現実の大地につけ,魂の重心を低くかまえた理想主義が大切なのではないでしょうか。」(『もういちど読む山川倫理 PLUS 人生の風景編』,小寺聡編,山川出版社

 

 

○自分が本当に信じることのできる自分なりの目標や理想があればこそ,私たちは前に進んでいくことができるのではないでしょうか。そして,自分が進むべき道を自分の歩幅で一歩ずつ前進し続けることによって自分を人間的に成長(成熟)・向上させ続ければこそ,自分の可能性を十分に花開かせたり,多少なりとも他者や社会の役に立ったりすることが可能になるのではないでしょうか。したがって,思い残すことのない充実した有益な人生を送りたいと望むのであれば,自分の人生に目標や理想を掲げるということが欠かせません(道に迷ったり,道を踏み外したりしないようにするためにも。)。なお,目標や理想は,到達したり,実現したりするためのものと言うよりは,人生の指針を明確化するためのものなのですから,大きければ大きいほど,高ければ高いほどよいと言えますし,たとえ何歳になったとしても,目標や理想を掲げるのに遅すぎるということはありません。(11)(13)(14)関連