「自分が水を飲んだ泉に，石を投げるな。」（『世界ことわざ名言辞典』，モーリス・マルー編，田辺貞之助監修，島津智編訳，講談社）
○私たちは，大自然（人体も含め。）の神秘的とさえ言える精妙な仕組みや働きによって生かされているのであり，また，数知れぬ他者の直接的又は間接的な支えや助けがあればこそ生きていられるのです。私たちは大自然や他者のお陰で生きていられるのですから，自然環境などに大きな負荷をかけたり，他者に害をもたらしたりするということは，自分で自分の首を絞めるようなものです。この事実を正しく認識するとともに，しっかり心に刻み付け，できる限り自然環境などに大きな負荷をかけることがないように，また，できる限り他者に害をもたらすことがないように生きていきたいものです。そのためにも，必要以上に欲張ることはやめ（必要以上に欲張れば，必然的に，自然環境などに大きな負荷をかけることになってしまいますし，他者と敵対することになってしまいます。），常に小欲知足を心がけ，自然環境などとの調和を図りながら，また，他者と仲良く助け合いながら生きていけるようになりたいものです。（４）（６）（11）（19）関連
