実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 1045】

「彼(友人)がもっぱら彼自身によくしているときこそ,彼はもっとも私によくしているのである。(モンテーニュ)」(『人類知抄 百家言』,中村雄二郎朝日新聞社

 

○私たちと他者は,互いに支え合い,助け合ってこそ生きていられるのであり,すなわち,持ちつ持たれつの相互依存関係にあるのであり,その意味で,私たちと他者は一体と言えます。したがって,他者を大切にし,他者を益する行動は,回り回っていつかは必ず自分を大切にし,自分を益することにつながってきますし(「情けは人の為(ため)ならず」),自分を大切にし,自分を益する行動は,回り回っていつかは必ず他者を大切にし,他者を益することにつながっていきます。実際,自分を大切にできない人間が(例えば,すぐに自暴自棄になってしまうような人間が),他者を大切にできるとは思えませんし,自分を大切にし,正しい道を歩み続けながら,より善い,より人間らしい生き方を目指して自分を人間的に成長(成熟)・向上させ続ければこそ,多少なりとも他者や社会の役に立つこともできるのではないでしょうか。他者と仲良く支え合い,助け合いながら生きていけるようになるためにも(生きていくためには,それ以外の選択肢はないと思いますが。),まずは,自分を本当の意味で大切にできるようになりたいものです。(3)(10)(11)(16)(19)関連