実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 994】

「生命があれば希望がある(テオクリトス)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○私たちは,大自然(人体も含め。)の神秘的とさえ言える精妙な仕組みや働きによって,また,数知れぬ他者の直接的・間接的な支えや助けによって生かされているのであり,そのように考えるなら,生きているということが一つの奇跡であるということが,よく分かるはずです。そして,そのことに気づき,その気づきに伴う感動や感謝する気持ちを忘れさえしなければ,私たちは,たとえどのような逆境にあろうとも,たとえどのような不運に見舞われようとも,幸せになり,幸せであり続けることが可能なはずです。私たちは,心の目の曇り(他者と競い合って社会的・世俗的な成功を収めなければ幸せになれないなどといった迷信に基づく心の目の曇り)などから,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さになかなか気づくことができませんし,気付けたとしても,欲深さ(どれだけ多く物を手に入れても満足せず,より多くの物を欲しがるような欲深さ)などから,すぐに感謝する気持ちを忘れてしまいがちですが,生きている限りは誰にでもチャンスはあるのですから,幸せになり,幸せであり続けられるようになることを,決して諦めないようにしたいものです。そして,曇りのない眼を取り戻すための努力や,自分の欲望に打ち克つための努力などを怠らないようにしたいものです。(1)(4)(6)(9)(11)(14)(21)関連