実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 972】

「真理の光はよく遮られるが,消えることはない。(ティトゥスリヴィウス)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

古今東西の賢者がほぼ同じことを言っていることからも分かるように,人生の真理は,すでに言い尽くされているのではないでしょうか。そして,それらはすべて,諺(ことわざ)や格言や名言といった簡潔な形で,いつでも私たちの目の前に明示されているのではないでしょうか。にもかかわらず,私たちは,肥大化した欲望(必要以上に欲張る気持ち)やデマに基づく迷信(他者と競い合って社会的な成功を収め,財産や地位や権力や名声などを手に入れなければ幸せにはなれないなどといった間違った思い込み)や偏見(拝金主義のような偏った物の見方や考え方)などに基づく心の目の曇りから,それらの真意を理解したり,それらの重要性に気づいたりすることが,なかなかできません。人生の真理を「生活の知恵」としてしっかり体得し(単なる知識として頭に詰め込むのではなく),日々の生活に生かせるようになるためにも,すなわち,真に人間らしく実り多い(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるようになるためにも,何とかして曇りのない眼を取り戻したいものです(何とかして心の目を曇らせないようにしたいものです。)。(前書き)(1)(12)(14)(20)関連