実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 891】

「心の安らぎを得ている者は,自分自身に対しても他人に対しても,迷惑をかけない。(エピクロス)」(『世界ことわざ名言辞典』,モーリス・マルー編,田辺貞之助監修,島津智編訳,講談社

 

○私たちは,自分の人生に満足できないからこそ,自分は不幸であるなどと思い込むようになってしまい,自分と他者を比較しては,自分より幸せそうに見える他者を妬んだり,自分が不幸であることを他者のせいにしては,他者を恨んだり,挙げ句の果てには,他者をも自分と同じような不幸な状況に巻き込もうとしては,他害的な行動に出たりしてしまうのではないでしょうか。自分の人生に満足することさえできれば,他者を妬んだり,他者を恨んだり,他害的な行動に出たりするようなことは,きっと格段に少なくなるはずです。他者の不幸を願い,喜ぶような有害無益な人生ではなく,自分の幸せのみならず,他者の幸せをも願い,喜び,自分の幸せを他者と分かち合うような有益無害な人生を送りたいと望むのであれば,私たちは,何としてでも自分の人生に満足できるようになる必要があるのではないでしょうか。そして,自分の人生に満足できるようになるためには,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝する習慣を身に付けるなどして,自分の欲望をできる限り無欲,あるいは,小欲の状態に近づける必要があるのではないでしょうか。(3)(4)(6)(10)(18)関連