実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 人生は,すなわち,私たちがこの世の中で生きることができるチャンスは,たった一度きりです。せっかくなら,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送りたいものです。そして,できることなら,幸せなだけでなく,真に人間らしく実り多い,自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な人生を送りたいものです。    私たちの土台を作っているのは,過去の経験,さらに言えば遺伝です。また,私たちが環境から受ける影響もけっして小さくありません。しかし,それらによって私たちの人生のすべてが決まってしまうわけではありません。私たちは過去の経験や遺伝や環境の奴隷ではありません。実際,過去を変えることはできませんが,現在や未来なら,自分の意志や努力によって変えることが可能です。また,環境を自分の思い通りに変えることはできませんが,自分を変えることは自分の意志や努力次第です。どのような過去を持とうが,どのような環境に置かれようが,どのような現在・未来を実現しようとするのか,どのような心構えや心がけで生きていくのかを決めるのは自分なのですから,自分の人生に責任を持つ覚悟や,人生を自分の努力によって切り開いていこうとする強い意志がある限り,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であると私は信じています。        皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 975】

「余は今まで禅宗のいはゆる悟りという事を誤解して居た。悟りという事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違ひで,悟りという事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった。」(『病牀六尺』,正岡子規,,岩波書店

 

○よくよく考えてみれば分かるように,生きているということは一つの奇跡です。心から感謝すべき有り難いことです。私たちは,ただ生きているというだけで,すでに十分に幸せなのではないでしょうか。そのことに気づき,感謝する気持ちを忘れさえしなければ,私たちは,たとえどのような逆境にあろうとも,たとえどのような不運に見舞われようとも,幸せであり続けることが可能なのではないでしょうか。「悟り」とは,要するに,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに常に深く思いを致し,心から感謝し続けることによって,ままならない人生に不平不満を募らせたり,自暴自棄になったりすることなく,常に満ち足りた気持ちで平静で(心の平安を保った状態で)いられる境地(心境)を言うのではないでしょうか。(1)(2)(4)(6)(7)(9)(14)関連