実り多い幸せな人生を送るために

真に人間らしく実り多い,生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送るために

 自戒の念を込め,どのようにすれば真に人間らしく(自分にとってのみならず他者や社会にとっても有益な),生きる喜びや希望に満ちた幸せな人生を送れるのかということについて,あるいは,実り多い幸せな人生を送ることは誰にでも可能であるということについて,様々な名言などをヒントにしつつ(それらに含まれている人生の真理を私なりに理解しつつ),できる限り分かりやすく筋道立てて説明していきたいと思います。皆様が実り多い幸せな人生を送る上において,多少なりともお役に立てれば幸いです。               皆様の人生が,実り多い幸せなものでありますように!

【実り多い幸せな人生に関する名言等 966】

「きみのことは,きみが決めなければならない・・・きみのほかには,きみなんて人間はどこにもいない。きみは何が好きで,何がきらいか。きみは何をしないで,何をするのか。どんな人間になってゆくのか。」(「あのときかもしれない」(『深呼吸の必要』所収),長田弘角川春樹事務所)

 

○自分の人生を切り開いていくのは自分です。自分しかいません。誰も肩代わりしてくれませんし,肩代わりできません。もちろん,どのような人生を切り開いていくのかを決めるのも,自分です。私たちは遺伝や環境などから様々な影響を受けますが,私たちは遺伝や環境などの奴隷ではありません。どのような人生を切り開いていくのか,すなわち,どのような心構えや心がけで生きるのかを決めるのは,自分の自由です。遺伝や環境などの影響を過大評価し,何事をもそれらのせいにし,境遇や運命を呪ったり,恵まれない境遇や不運を嘆き悲しんだりするだけで自分の人生を自分の意志や努力によって主体的に切り開いていこうとする努力を投げ出してしまえば,人生が未来に向かって切り開かれていくことはなく,自分が何のために生きているのか,自分が何のためにこの世の中に生まれてきたのかが分からなくなってしまいます。せっかくこの世の中に生まれてこれたのですから,私たちがこの世の中で生きることのできるチャンスはたった一度きりなのですから,人生い大きな悔いを残さないようにするためにも,自分の人生を自分の努力によって主体的に切り開いていこうとする強い意志だけは,決して失わないようにしたいものです。(前書き)(9)(14)(15)関連