「ほんまのはなし/アンタは/なんのために/いきてるんやろ?」(『世界でいちばん幸せな国フィジーの 世界でいちばん非常識な幸福論』,永崎裕麻,いろは出版)
○人生はたった一度きりです。その人生が生きる喜びに満ちた幸せなものでなかったとしたら,私たちは,いったい何のためにこの世の中に生まれてきたのでしょうか。人生の大半がただ苦しくてつらいだけのものであったとしたら,たとえどれだけ長生きできたとしても,せっかくこの世の中に生まれてきた甲斐(かい)がありません。幸せであることは人生の大前提であり,私たちは,幸せであるからこそ真に人間らしく実り多い人生を送ることができるのではないでしょうか。私たちは幸せであるべきであり,幸せであるために何をすべきかということをこそ真剣に考え,実践すべきであると思います。私たちは,幸せであることをこそ人生の最優先課題として,幸せであることにこそ最大限の関心を払い,最大限の力を注ぐべきであると思います。私たちは心の持ち方次第で,すなわち,自分の意志や努力次第で,どのような境遇にあろうとも幸せになることができるのですから(私たちは,自分が今ここでこうして生きていられることの有り難さに深く思いを致し,心から感謝できるようになるなら,常に満ち足りた気持ちで生活できるようになるに違いありません。),自分の心の持ち方(心構えや心がけなど)を改めることにこそ大切な時間やエネルギーを使うべきであると思います。(2020年12月5日)(前書き)(2)(6)(7)(10)(20)関連